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教えるときに意識すること

教えすぎると情熱を失う


上司は部下に懇切丁寧に仕事を教えなければいけない
と考えている人がいます。


しかしあまり丁寧に教えすぎると
仕事への情熱を奪い、指示待ち人間を生んでしまいます。


意識する事

それは

 

何を教えないか です。

 


人間は不思議なもので
丁寧に教えてくれる人がそばにいると考えなくなる。


自分が考えなくとも この人が教えてくれるから、
まぁいいや
というさぼりスイッチが入ります。


思考のアウトソーシング
外注     をやらなくしてしまうのです。

 

しかし、
誰に聞いたら良いか分からない手探り状態だったのに、
自分一人の力で何とか課題を克服する方法を見つけた時、
あなたは心の中で、とても
誇らしい気持ちになったのではないでしょうか。

この感覚を自己効率感と呼びます。

自分でも何事かをなし得たというこの感覚は、
教育心理学としても重要な部分です。


自分の力で成し遂げることができた。
そんな自己効率感が得られた時、人は自信を持つことが出来ます。


そしてもっといろいろなことにチャレンジしよう
という熱意もわいてきます。

ところが先回りして教えてしまうと、
この自己効率感を味わえないで終わってしまいます。

そうすると失敗するよ。
こうしたほうがいいよ。

と先回りして、丁寧に教えてもらえてありがたいけれど
自分自身の力で答えをみつけ出すという快感を味わえないで終わってしまう。


そして仕事がつまらなくなってしまう。

そうして指示待ち人間になってしまいます。

 


自分が味わったよえな苦労はさせないように  と、
親切心で教えたことがアダになってしまいます。

指導するという事は、きめ細かく教えることも大切ですが、
出来ないことが出来るように変わった時の強い達成感を経験させることの方が大切なのです。


答えを教えるよりも、
できるようになった!という快感を
どうやって強めるかを意識して実践してみませんか。

 


今日も、ブログにお目通し下さり有難うございました。

今月より動画配信を始めました。
どうぞ合わせて、ご覧ください。



今日一日が晴れの心で良き日でありますよう。
 

湘南話し方センター
所長 松永 洋忠

2020年5月23日 | 湘南話し方センター